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日常レベルの英会話が問題なくできるようになった私の勉強法を紹介します【英語は独学でやり直せる】

私が実際にしている英会話の勉強法を紹介します

以前の記事でも述べましたが中学生のときに英作文の有用性に気付いて英語が得意になりました。

そのため高校、大学もとくに英語には苦労せずに過ごしていました。

大学を卒業して晴れて医者となってからはこれといった勉強はしてこなかったため、徐々に英語の学力は下がっていってるのを実感していました。

たとえば海外の論文を見ていても以前には分かっていた単語の意味が分からなかったり、外国人の患者さんと話そうとしてもなかなか言葉が出なかったりという具合にです。

これはさすがにまずいと思い一念発起して英語(主に英会話)の勉強をやり直しました。

その成果として、まだ勉強中ではありますが、今では聞き取りや簡単な日常会話なら問題ないレベルになりました

そこで今回は私が実際に行った勉強法についてみなさんに紹介したいと思います。

私が実際にやった勉強法

英作文

これまでに怠っていた英作文をまたやり直しました。

テキストは以前に使っていた瞬間英作文です。

瞬間英作文のコンセプトは中学レベルの英文をスピーディーに作るというものです。

始めのほうは簡単なレベルなので難なくできそうですが、日本語から英文に変換する作業というのは普段なかなかしないので意外と間違ってしまいます。

ただこれを繰り返し続けていくと日本語⇒英語に訳すスピードが上がっていくのが実感でき、それが英会話能力の向上につながります。

簡単な英文が反射的に出てくるようになるまで頑張りましょう。

音読

英会話には音読が有効と言われており、瞬間英作文と同著者である森沢洋介先生の音読パッケージという教材を使いました。

この音読パッケージには付属のCDがついており、どうしても単調になりがちな音読を「リピーティング」と「シャドーイング」を組みあわせてトレーニングすることをコンセプトとしています。

音読は英文をみて発声するのに対し、リピーティング、シャドーイングは英文を聞いて発声します。

これらをおこなうことにより、英語を自分の口から発するというポイントを押さえながら聞き取り能力も向上することができるのです。

具体的な使い方ですが、10~15行くらいの英文とその和訳が書いておりこれらの分を繰り返し音読、リピーティング、シャドーイングしていきます。

英文は簡単な単語を中心にして書かれているためストレスなく読み込んでいけると思います。

発音練習

日本人は発音を軽視しがちですが実はとても大事です。

しっかりとした発音を意識して音読することで聞き取りも上達します。

この「英語耳」という本には付属のCDがついていますので、その音源に沿って発音の練習をしていきます。

似たような単語でもこんなに発音が違うのかとあらためて実感すると思います。

発音を意識するようになってから英語の聞こえ方も変わってくるはずです。

やや単調な作業なのでほかの教材と組み合わせて勉強することを勧めます。

ただリスニングに対する効果は抜群です。

英語を聞き取るときのポイントが変わっているのが実感できると思います。

英文法問題集を解く

大人になってから英語学習に興味を持っている方はある程度(中学レベル)の英文法の知識は持っているかと思います。

上記の瞬間英作文、音読パッケージもそのような前提があったうえでの教材です。

私もある程度の英文法の知識はあるだろうと高をくくって勉強を始めたのですが、意外と英文法の細かな知識に穴があることが分かりました。

今更大学受験のテキストを使うわけにもいかず、今回は必要十分な英文法の問題がまとまっているこの問題集を使うことにしました。

400問の問題とその解説、また要点がまとまっているハンドブックの3つの構成になっています。

それぞれ分けることができて持ち運びもしやすいです。

始めに400問を解いてそのあとから解説をじっくりと読むといいでしょう。

要点がまとまったハンドブックはカバンに入れておいて空いた時間に読むことをお勧めします。

しっかり読み込めば英文法の知識に加え、ボキャブラリーも増えているはずです。

スタディサプリ

通勤中の時間を有効活用しようと気軽に出来るアプリを探していたところこのスタディサプリを見つけました。

口コミもなかなか評判がよく、スマホで気軽に出来るということでしたので始めてみました。

自分に合わせたレベルが選べて前述したリピーティングやシャドーイングに加えリスニング、単語の問題などを各セクションごとに進めていきます。

数分間あればできるので空き時間には最適で、連続学習記録が途絶えないように通知も来るのでモチベーションの維持には最適でした。

これを続けていると英語に対して耳が慣れてくるので他の教材を使った勉強にもいい影響が出たような気がします。

海外ドラマを観る

リスニングの勉強と英語学習にも楽しみを入れるため、グレイズ アナトミーという医療ドラマを見ることにしました。

これはシアトルの病院で働く若い外科医たちの恋愛や普段の現場での日常、葛藤を描いたドラマです。

2005年から開始されてなんと未だに続いています(2020年1月現在でシーズン16)。

内容はもちろん面白いので飽きずに見れてしまいます。

楽しみながら英語に触れておくことで、英語学習のモチベーションにつながります。

オンライン英会話

英語学習を進めるにつれ実際に英会話の練習が必要と考え、オンライン英会話を始めることにしました。

色々と比較しましたが値段も安く教材も充実していたDMM英会話を選択しました。

毎日1レッスン受けれて6480円(1レッスンあたり209円)はかなりリーズナブルです。

予約も取りやすく英語学習の成果を確認するのに役立ちますし、なにより外国人と話す度胸がつきます。

私は「会話(conversation)」という教材を使っていましたが、瞬間英作文も教材にあるのでうまく利用してもいいかもしれません。

TEDを観る

これもリスニングの強化と、なにより魅力的なプレゼンが多いので様々な分野の見識を深めるという点でもお勧めです。

youtubeでたくさん動画がありますので一度見てみるのをお勧めします。

洋楽を歌詞を見ながら聴く

もともと洋楽は好きでよく聞くのですが歌詞をしっかり見てみることにしました。

英語の歌詞とその和訳を見ながらしっかり聴き込んでいくと今まで気付かなかった曲の良さを知ることができました。

この「ロック&ポップスの英語歌詞を読む」は豆知識や曲の由来なども書いていて読み物としても面白かったです。

ペーパーバック(洋書)を読む

普段から英語に触れるということでもともと好きだった本の洋書を読んでいました。

難しい表現もあるのですが既に日本語で読んでいるので、わからない単語は飛ばしながら読み進めていきました。

多読は英語を上達させるには有効と言われています

子供向けの簡単な本でもいいので一度読んでみることをお勧めします。

まとめ

英語学習は最終的にはモチベーションの維持が大事になってきます。

今回は私が実際に行った勉強法を紹介しましたが、皆さんも自分に合った勉強法を探してみてください。

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Dr.Koro
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病気や育児に役立つ情報を紹介する小児科医です