子どもの心に響くオススメの絵本12選を年齢別に紹介
3人の子どもの父である私ですが、これまでに約1000冊ほど絵本を購入してきました。
そこで今回はこれまでに読んできた絵本の中で、子どもの感受性の豊かな心に響いてくれる、素敵な絵本を厳選して年齢別に紹介していきたいと思います。
0〜1歳向け
いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)
「あかちゃんがほんとうに笑うんです。」1967年、発売当初より多くの読者からいただくうれしい声。「あかちゃんだからこそ美しい日本語と最高の絵を」の想いから、日本初の本格的なあかちゃん絵本として誕生して半世紀、あかちゃんがはじめて出会う一冊として、世代を越えて読みつがれています。
いないいない、ばあ。にゃあにゃが、くまちゃんが、ほらね、いないいない…。 母と子の伝承あそびをはじめて絵本の形に再創造。
参照:Amazon.co.jp
この絵本はいろいろな動物がでてきて、いないいないばあをしていくというシンプルな内容です。
しかし、赤ちゃんにとってはとても楽しいようで毎回大笑いしてくれます。
優しい温かみのある絵が特徴で、子どもの絵本デビューにおすすめです。
やさいさん (PETIT POOKA)
にんじんやだいこんなど子どもの大好きな野菜がグラフィカルなイラストでユーモアたっぷりに描かれています。 ダイナミックなしかけでページをめくるのが楽しみなファーストブックです。
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これはにんじん、大根などの野菜さんたちが土から飛び出してくるという絵本で、ページをめくると飛び出してくる野菜さんたちに子どもたちは大興奮です。
すっぽーんという擬音やカラフルな野菜さんの顔が面白いのかもしれません。
きっと子どものお気に入りの絵本になるでしょう。
1~2歳向け
きんぎょが にげた
金魚が1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた?カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながら金魚を探して楽しめます。
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これは指差しができるようになってきた1歳すぎくらいの子におすすめです。
五味太郎さんの絵本は絵がシンプルなのですが、色彩がとても豊かで、子どもの好奇心を刺激してくれます。
お父さん、お母さんも一緒になって金魚を探せば、子どもも夢中になって探してくれるはずです。
だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)
「だ、る、ま、さ、ん、が、」おどるようなリズムの良いことばに続くのは、「どてっ」と転んだり「ぷしゅ~」としぼんだり、変幻自在のだるまさん。ページごとに変わる表情にも愛嬌がたっぷり。ほのぼのとした可笑しさが、小さいお子さまからおとなまで大人気の「だるまさん」シリーズ。『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』が3冊そろって、見るだけでも楽しくなる絵柄の箱入りセットです。
参照:Amazon.co.jp
人気のだるまさんシリーズで、だるまさんがとても愛らしく、つぶれたり、伸びたり、おならしたりで子どもは大喜びです。
だるまさんの表情、動き、音が子どもの感覚を刺激してくれます。
3冊どれも子どもたちには好評ですよ。
ぞうくんのさんぽ
ぞうくんはさんぽに出かけました。かばくんに出会って、さんぽに誘うとかばくんはぞうくんの背中に乗りました。わにくんに出会って、さんぽに誘うと、わにくんはかばくんの背中に乗りました。最後にかめくんに出会って、かめくんがわにくんの背中に乗ると、ぞうくんが重さにたえられなくて、池にみんな落っこちてしまいました。単純にデザインされた動物たちのユーモラスなやりとりが、愉快な散歩に子どもたちを連れていってくれます。
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散歩しているぞうくんの上に、かばさん、わにさん、かめさんが乗っかって一緒に散歩します。
動物たちはみんな可愛くて読んでいる大人も癒されます。
最後の場面で子どもは大笑いしてくれるでしょう。
2~3歳向け
ぞうのエルマー〈1〉
エルマーは、パッチワークみたいなカラフルなぞう。でも、みんなと同じぞう色になりたくて…。自分らしくいることのすばらしさを楽しく描いた秀作。20か国以上で出版されている名作をお届けします。
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エルマーが様々な問題に直面し悩むのですが、持ち前の知恵や勇気、仲間との協力でそのような困難を克服していきます。
すこし文字数が多いので最初は子どもはついていけないかもしれませんが、カラフルで絵を見るだけでも楽しんでくれるはずです。
繰り返し読んでいると徐々に内容を理解してきてくれて、すっかりお気に入りの絵本になりました。
エルマーはほかにもたくさんのシリーズがありますので興味を持ったらたくさん読んであげてください。
はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!
しゅっしゅっしゅっ、しゅっしゅっしゅっ、きたよきたよ、はみがきれっしゃ!おくちのなかへ、しゅっぱつしんこう~!
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この絵本は子どもに歯磨きの大切さを教えたくて買いました(笑)
歯ブラシが列車になるというアイデアは素晴らしいです
子どもにとっては歯磨きの大切さもイメージできますし内容も面白いので何回も読んでいます。
なんだかうれしくなってきた
ぼくの友達はかえるにバッタにとんぼくん。みんなとっても仲良し–。
主人公のぼくと仲良しの動物たちの楽しい姿に、思わずわくわく。
ほのぼの、可愛らしく描かれた五味太郎の作品。
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これも五味太郎さんの絵本です。
少年と家族のお出かけに虫さんや蛇さんがついてきてしまうという一風変わった内容ですが、これを読んでいると子供も優しい気持ちになってくれそうです。
生き物の大切さを伝えることができます。
おやすみ、はたらくくるまたち
子どもたちがゆっくりと眠れるように描かれた絵本。
広い広い工事現場では、道を作ったりビルを建てたりするために、たくさんの車が働いています。
やがて日が沈むころ、車たちはようやく一日の仕事を終え、思い思いに「おやすみなさい」の支度を始めます。
夜が訪れると、車たちはそっと目をとじ、夢の時間へ。
作者の息子は大の車好き。寝る前に車と聞くと興奮して眠れなくなってしまいます。
そこで、車たちも一日元気に動いた後、夜になると眠りにつく様子を親子で想像したところ、ぐっすりすやすや。
作者の息子は大の車好き。寝る前に車と聞くと興奮して眠れなくなってしまいます。
そこで、車たちも一日元気に動いた後、夜になると眠りにつく様子を親子で想像したところ、ぐっすりすやすや。
参照:Amazon.co.jp
これは我が家の寝かしつけの定番です。
一生懸命働いた工事現場の車たちの寝るまでのお話です。
絵も可愛くて読んでいると子供だけでなく大人も眠くなってきます(笑)
3~4歳向け
くいしんぼうのクジラ
おいらはクジラ。いただきますが大好きで、ごちそうさまが大きらい。まずはアジとイワシをいただきま?す。おつぎはもっと大きな魚、マグロにアンコウ、ダイオウイカ。海の魚を食べつくしたら川の魚も食べたいな。まだごちそうさまはいわないよ……。畑の野菜や町のごちそうまで食べて、どんどん大きくなるくいしんぼうのクジラは、いつごちそうさまをするのでしょうか。魚や野菜、料理やお菓子を絵の中から探しても楽しめる絵本。
参照:Amazon.co.jp
これは表紙の迫力にひかれて買ったのですがとてもよかった絵本です。
とても迫力のある食いしん坊のクジラの話です。
これも子どもたちの反応がよくクジラが食べるものをみてびっくりしていました。
色彩が豊かで絵を見ているだけでも楽しめます。
ウルトラかいじゅうあいうえお
ウルトラマンシリーズに登場する怪獣の名前で、ひらがなに親しめる写真絵本‼
★いろいろな怪獣で、楽しくひらがなを覚えられます!
見開きで、片方にはウルトラ怪獣の写真、もう片方にはひらがなを大きく掲載しています。
筆順(書き順)にならって、お子さまと一緒に大きな文字を指でなぞることもできます。
★あいうえお表が取り外せます! !
カバーの裏は、あいうえお表になっています。
本から取り外して、本と見比べたり、壁などに貼って使うことができます。
参照:Amazon.co.jp
100までかぞえるウルトラかいじゅう1・2・3
★大好きなウルトラマンシリーズだから、楽しく数を数えられます!
見開きで、片方にはウルトラヒーローや怪獣の写真、もう片方には数字を大きく掲載しています。
数字の読み方も併記し、正しい理解を助けます。
★数字の表が取り外せます! !
カバーの裏は、数の表になっています。本から取り外して、壁などに貼って使うことができます。
1から10までは、ウルトラマンシリーズの登場する影絵入りです。お子さまと一緒に数えてみてください。
参照:Amazon.co.jp
これはウルトラマンの好きな子どもに是非!
数字や文字を教えるのに苦労していたのですがこの絵本を買ってからはものすごい勢いでおぼえてくれました。
懐かしいキャラクターがたくさんでお父さんも喜ぶかもしれません。
番外編:WORLDRIBRARYの絵本は絵が綺麗な仕掛け絵本で個人的におすすめです!
ワールドライブラリーは世界中の絵本を子どもたちにとどける、新しい取り組みです。
世界の絵本に触れることで今まで知らなかった、色、音、匂い、味があることに気がつきます。
それは、空の色であったり、街から聞こえてくる人々の声、食べ物の匂い、空気の味わいなど私たちの普段の身の回りにあるものでさえ新鮮に感じることでしょう。
子どもたちがいつか世界に旅立った時、昔出会った絵本を通じて語り合えるなんて素敵なことではないですか。
私たちはそんな未来の実現を願ってこの事業を展開してまいります。
引用:ワールドライブラリーホームページより
あまりなじみはないかもしれませんがこのWORLDLIBRARYの絵本はおすすめです。
なにが良いかというと絵本にたくさんの子どもが喜びそうな仕掛けがついているんです。
店頭には置いていないのでなかなか目にする機会はないのですが世界で読まれているいろいろな仕掛け絵本を中心にラインナップされています。
何冊か子どもと読んでみましたが、話の内容もさることながらその色彩や仕掛けに子どもは夢中になっていました。
あまり書店に置いてある絵本でここまで完成度の高いものは見たことがなかったので驚きました。
読んでみるにはWORLDLIBRARYのサイトのオンラインショップから購入するか月額1000円で定期購読することができますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
書店では買えないので被ることもないでしょうからプレゼントにもおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
絵本って一見単純そうにみえますが、シンプルだからこそ内容はとても工夫されていて奥が深いです。
是非絵本選びの参考にして子どもとの絵本ライフを楽しみましょう。