RIZIN.20の結果を予想します
実は私、格闘技が大好きで昔からよくみているんです。
PRIDE、K-1全盛期からこれまでも何回か観戦にも行っています。
一時期は格闘技冬の時代もあって寂しい思いをしていたのですがら最近はRIZINや新生K-1、ONE、もちろんUFCなどたくさんの団体があって国内でも格闘技熱が高まってきているのを感じます!
ブログの趣旨とは合わないのですが、今回はいつもと趣向を変えてRIZIN.20の予想をしていきたいと思います!
第1試合/
RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Semi Final
[RIZIN MMAトーナメントルール : 5分 3R(71.0kg)]
ジョニー・ケース vs. トフィック・ムサエフ
これは1試合目から好カードです。
ジョニーケースは総合力が高く打撃も寝技も上手で穴という穴がありません。
ただムサエフはこれまで圧倒的な試合で勝ち上がってきてます。
予想は非常に難しいのですが、まだ底が見えず、勢いのあるムサエフのKO勝ちと予想します。
第2試合/
RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Semi Final
[RIZIN MMAトーナメントルール : 5分 3R(71.0kg)]
ルイス・グスタボ vs. パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ
ライト級グランプリ1のビックネームであるピットブルと、ヴァンダレイシウバの愛弟子であるグスタボとのカードです。
矢地選手、朝倉選手と戦ったグスタボの方が国内ではネームバリューがあるかもしれませんがピットブルはかなりの強敵です。
前戦の川尻選手との試合では何もさせず一方的な展開で勝利しました。
グスタボはなりふり構わず倒しに行くでしょうがここは経験で勝るピットブルが優位でしょう。
グスタボも成長しているとは思いますがここは決勝を見据えたピットブルの判定勝ちと予想します。
第3試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN女子MMAルール : 5分 3R(49.0kg)]
山本美憂 vs. アム・ザ・ロケット
これは浜崎朱加、ハム・ソヒに次ぐ実質、女子3番手争いを決めるカードでしょうか。
山本選手は前戦でハム選手に負けて、アム選手はチャンピオンの浜崎選手に負けています。
ただその内容には大分差があり山本選手は一方的な展開で完封負け、アム選手は浜崎選手をあと一歩まで追い詰めており評価を上げています。
ただフィジカルの差とレスリング力で山本選手がやや上とみます。
最近は打撃の進歩も著しいですし、この前の辛い試合を経験したことでより選手としての完成度が上がっていると思います。
山本選手の判定勝ちと予想します。
第4試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN キックボクシングルール : 3分 3R(62.0kg)]
白鳥大珠 vs. 大雅
前回からのダイレクトリマッチです。
この前の試合では終始、白鳥選手が押していましたが後半から大雅選手が思い切りよく飛び込んでパンチをクリーンヒット、ダウンを奪っていました。
延長ラウンドがあれば大雅選手の逆転勝ちもあり得たかと思われるような好勝負となりましたが今回はどうでしょうか。
すぐに再戦を希望したのは大雅選手とのことでなにか攻略法、あるいは手ごたえがあったのかもしれません。
ただRIZINに来てからはあわやという場面は作りますが勝ち切れていないのが現状です。
一方白鳥選手はRISEのトーナメントで梅野選手などの強豪と試合をしてしっかり勝ち切っています。
今回も白鳥選手がしっかりと距離を取ってパンチに注意をすれば勝ちは固いのではないのでしょうか。
白鳥選手の判定勝ちと予想します。
ただ大晦日ということとテレビ中継があり色気を出そうとしてしまうと危ないかもしれません。
個人的には大雅選手に勝ってもらって第三戦を見てみたいような気がします。
令和の名勝負数え歌となることをひそかに期待しています。
第5試合/RIZIN×BELLATOR対抗戦
<RIZIN×BELLATOR対抗戦>
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(61.2kg)※肘あり]
元谷友貴 vs. パトリック・ミックス
ベラトール期待の若手パトリック選手と元谷選手の寝業師対決となります。
計量をみてみると結構対格差がありそうで元谷選手にはかなり厳しい戦いになりそうです。
ただ相手もアグレッシブに攻めてくればそこに勝機が生まれると思います。
今回はケージではなくリングであることは元谷選手には有利に働くと思います。
期待を込めて元谷選手の一本勝ちを予想します。
第6試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(105.0kg)※肘あり]
ジェイク・ヒューン vs. 石井慧
久々の石井選手です。
国外では欧州を中心に活躍しており着実に実力をつけています。
ただ如何せん日本向けしない、いわゆる”塩試合”を連発していることからあまり国内では見合った評価を得ていないような気がします。
今までの傾向だと打撃の得意な選手を苦手としている印象がありますが、ヒューン選手とはあまりリーチ差もなく打撃もそこまでかと思いますので、テイクダウンできれば石井選手の独壇場だと思います。
石井選手の判定勝ちで。
ただ相手も寝技、テイクダウンをかなり警戒していると思うので打撃が意外と当たるのではと。
希望としてはヒューン選手をKOして会場を爆発させてほしいです。
第7試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(61.0kg)※肘あり]
石渡伸太郎 vs. 扇久保博正
バンタム級では海選手、堀口選手に次ぐ強豪同士の対戦です。
お互いこれまで交わることはありませんでしたが修斗、パンクラスで各々トップとなっており今回はその序列を決める戦いになります。
扇久保選手は前回、元谷選手と激しい打ち合いを制しています。
ただ石渡選手は打撃のレベルは1段階上かなと。
総合力も高く正直穴がありません。
石渡選手の判定勝ちと予想します。
第8試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(93.0kg)※肘あり]
ビタリー・シュメトフ vs. シモン・ビヨン
みんな大好きシュメトフ選手です。
お兄ちゃんは12.29の試合で秒殺されてしまいましたが弟はなかなか打撃も上手ですし、いい勝負を見せてくれるのではないでしょうか。
ただシモン選手のほうが打撃の技術は上でしょう。
シモン選手のKO勝ちで。
できればシーソーゲームをしてお互い人気選手になってくれればと思いますが。
第9試合/ライトヘビー級タイトルマッチ
<ライトヘビー級タイトルマッチ>
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(93.0kg)※肘あり]
イリー・プロハースカ vs. C.B.ダラウェイ
イリー選手はこれまで石井選手などとも対戦しているRIZIN古参組です。
長い手足から出される打撃は相手にとってはかなり厄介です。
ダラウェイ選手はもともと下の階級ですし厳しいかと思いますが逆に近い間合いで攻めればチャンスはあるかと思います。
今回でイリー選手のRIZIN最後の試合という噂もあり(UFC行きを希望しているとのこと)、有終の美を飾ってほしいですがタイプ的には実は相性悪いと思います。
ダラウェイ選手のKO勝ちと予想します。
第10試合/
RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Final
[RIZIN MMAトーナメントルール : 5分 3R(71.0kg)]
第1試合の勝者 vs. 第2試合の勝者
予想ではムサエフ選手VSピットブル選手になると思いますがムサエフ選手がKO勝ちしてRIZINのスターになってほしいです。
期待を込めてムサエフ選手の優勝で!
第11試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN女子MMAルール : 5分 3R(50.8kg)※肘あり]
リンジー・ヴァンザント vs. RENA
前回のベラトール大会からのリマッチで早くも名誉挽回の機会を与えられました。
今回はリングでの再戦ですのでこの前のような展開にはならないのではないでしょうか。
ケージに比べリングのほうが狭いのでRENA選手は打撃が当てやすいと思います。
しっかりタックルを切って打撃をコツコツ当てていけば勝機はありそうです。
また前回いい勝ち方をして気持ち的には乗っていると思います。
RENA選手はPRIDE時代の五味選手のようにメンタルがかなり試合に影響してくる選手と思っていて、国内での試合、大晦日、リマッチ、リングでの試合などかなり彼女にとってはいい条件が重なっていて気合も十分かと思います。
ここはRENA選手のTKO勝ちと予想します。
第12試合/RIZIN×BELLATOR対抗戦
<RIZIN×BELLATOR対抗戦>
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(66.0kg)※肘あり]
朝倉未来 vs. ジョン・マカパ
個人的にとても楽しみな試合です。
未来選手はこれまでRIZIN無敗で国内のビックネームをしっかり倒してきています。
タイプ的にはカウンター狙いの選手ですので、柔術ベースですが打撃も得意とするマカパ選手は比較的やりやすいのではないでしょうか。
ただこれまで柔術家との対戦はなく寝技への対応は未知数です。
仮にグラウンドで押される展開があれば未来選手も危ういかもしれません。
ただ本人も言っているように腰の強さは相当なものでグラウンドの展開に持ち込ませずスタンドでの打撃に徹すれば未来選手の勝ちは固いと思います。
今回は膝蹴りでの未来選手のKO勝ち予想です。
第13試合/女子スーパーアトム級タイトルマッチ
[RIZIN女子MMAルール : 5分 3R(49.0kg)※肘あり]
浜崎朱加 vs. ハム・ソヒ
アトム級の女子最強決定戦です。
ハム選手はおそらくこれまでで最強の相手であり前回の山本戦でもすさまじい勝ち方をしています。
フィジカルも強く打撃の破壊力は浜崎選手を凌ぎます。
一方浜崎選手はコンプリートファイターですが、特に柔道出身ということもあり寝技を得意としています。
ただハム選手をテイクダウンするのはかなり厳しいでしょう。
今回はハム選手のKO勝ちと予想します。
第14試合/スペシャルワンマッチ
[RIZIN キックボクシング特別ルール : 3分 3R / 延長1R(56.0kg)]
那須川天心 vs. 江幡塁
国内最強決定戦と言われていますが天心選手が前回RISEで戦った志郎選手の時も同じことを言われていたような気がします(笑)
天心選手自身も江幡選手より志郎選手を評価していることが発言からもうかがえます。
江幡選手もかなりの強豪ですがロッタンやスアキムと比べると格は落ちますし、今の天心選手の相手にならないのではないでしょうか。
天心選手の2RKO勝ちで。
第15試合/バンタム級タイトルマッチ
<バンタム級タイトルマッチ>
[RIZIN MMAルール : 5分 3R(61.0kg)※肘あり]
朝倉海 vs. マネル・ケイプ
今回のメインイベントです。
前回はかなりの接戦でしたが正直お互いあの時と比べると別人でしょう。
特に海選手の成長には目を見張るものがあってまさに「男子、三日会わざれば刮目して見よ」といったところです。
打撃は全盛期のアリスターオーフレイムを彷彿とさせるようなきれいなフォームから繰り出すパンチは破壊力抜群です。
とても軽量級とは思えません。
格闘技に三段論法は通用しないといいますがケイプ選手は佐々木憂流迦選手に負けており、一方海選手は1RKO勝ちを収めています。
海選手はケイプの挑発に乗って熱くならなければ勝ちは固いと思います。
海選手のKO勝ちと予想します。
最後に
まあ、予想はあくまでも予想で、小学生の時に担任の先生が「よそうははうそよ」と言っていたくらい当たらないことも多いです(笑)
軽い気持ちで読んで少しでも試合を楽しむきっかけになってくれればと思います。
それでは今年の投稿は最後になります。
皆さんよいお年を。