子どもに読ませたいオススメのマンガを紹介します
マンガは日本が世界に誇る素晴らしい文化です。
マンガを子どもに読ませるというと一律に嫌悪感を抱く方もいるかもしれませんが、実は文字に慣れさせて言葉の理解を進めるという点ではとても優れています。
また良質な作品であれば、物語から様々な学びを得ることもできるはずです。
またマンガをきっかけにいろいろなことに興味をもつかもしれません。
そこで今回は子どもに読ませたいオススメのマンガを紹介していきたいと思います。
子どもにマンガを読ませるメリット
子どもにマンガを読ませることで得られるメリットは、私が思うに以下のものがあげられると思います。
①子どもの心を豊かにさせてくれる
②文化を知ることができる
③作品から学べる
④字を読む習慣がつく
⑤会話のきっかけになる
一概には言えませんがマンガを読むことで、文字を読む、つまり本を読むという習慣を身につけるきっかけになってくれると思います。
良い内容の作品に触れることで子どもの心を豊かにさせてくれます。
これが個人的には一番のメリットと思います。
マンガをきっかけに本に興味を持ち、小説やエッセイなどを読むことになればなおさら世界は広がるはずです。
マンガを読ませることによるデメリット
子どもに漫画を読ませることで起こりうるデメリットは以下のものが考えられます。
①内容の悪い作品だと子供の心理面に悪影響が出る可能性がある
②購入費用が掛かる
③絵に慣れてしまい活字だけを読む習慣がつかなくなる可能性
これはしょうがないのですがマンガを読むということはその作品を購入することですのでお金がかかります。
また、小説やエッセイなどに比べて1冊あたりに対する情報量は少ないです。
そのため作品によっては何十巻にもなるのでその分費用もかさみます。
ただ素晴らしい作品にはその費用に見合うだけの価値はあるはずです。
また先ほどあげたメリットとは逆になってしまいますが、マンガに慣れすぎることで活字を読む習慣が逆に阻害されてしまう危険性があります。
これは親がきちんと管理して、その子にあった小説などの作品に触れる機会を作ってあげれば問題はないと思います。
オススメの漫画
ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)
日本を代表する漫画家藤子・F・不二雄先生の傑作作品『ドラえもん』。
未来の国からやってきたごぞんじ、ネコ型ロボットのドラえもんが親友のび太とともにくりひろげる友情ファンタジー。四次元ポケットから取りだされる不思議な道具で日本じゅうを笑いに包みこむ。しずちゃんやスネ夫、それにジャイアンも元気いっぱい。
大きな夢をあたえてくれるワクワクドキドキ素敵な道具でキミを心温まるドラえもんワールドにご案内
みんな大好きドラえもんです。
アニメを見ている子も多いので漫画は自然に楽しめると思います。
ドラえもんから友情や努力することの大切さを学んだ人も多いのではないでしょうか。
子どもの漫画デビューにはオススメで、セリフを読むことでいろいろな言い回しや単語もすっと頭に入ると思います。
普段からアニメで親しんでいる人も多く、内容も子どもに適したものです。
はじめての漫画デビューにおすすめです。
花田少年史(1) (モーニングコミックス)
近所でも一押しの悪ガキ・花田一路(はなだ・いちろ)少年。
ある日、いたずらが過ぎ自動車に激突してしまう。幸いにも九死に一生を得たがこの事故以来、頭に残った9針のキズと共にオバケが見えるというコワ~イ能力まで得ちまったからたまらない。
事故をきっかけに特殊な能力を持つ少年の話です。
映画化されているのでそれで知っている人もいるかもしれませんが、原作はハッキリ言って映画よりも素晴らしい出来だと思います。
ネタバレになってしまうので言いませんが、涙なしでは見れない作品で主人公の勇気、頑張りに心が温かくなります。
子どももきっとこの作品から何かを感じ取ってくれるはずです。
特殊能力を持った主人公の頑張りに胸が打たれます。
涙なしでは見れない作品です。
ドラゴンボール 完全版 (1) ジャンプコミックス
あの伝説のコミック「ドラゴンボール」が完全版になって帰って来た! ブックカバーは全て鳥山明先生の描き下ろし。カラーページも忠実に再現。孫悟空とブルマの「ドラゴンボール」を探す旅が、ここに始まった!
山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する!
世界中で大人気のドラゴンボールです。
お父さん世代なら、子どものときに一度はかめはめ波の真似をしたことがあるのではないでしょうか。
子どもから大人まで楽しめる最高の作品です。
言わずもがなの大人気作品です。
男の子なら悟空たちの強さにあこがれ、興奮するはずです。
大人の共通の話題という意味でも読んでいて損はない作品です。
あさりちゃん(1) (てんとう虫コミックス)
日本一元気な小学4年生のあさりには、ケンカの強い姉のタタミや、さらに強い母のさんごがいる。
この強敵2人をたおすため、あさりのハチャメチャなギャグパワーはいつも全開!この3人のドタバタギャグバトルに、父のいわしは毎日たじたじ…。浜野家の大騒動に爆笑!元気いっぱいの明るい美少女(?)あさりちゃんが巻き起こす、痛快ドタバタコメディー!!
ギャグマンガですが絵柄もはっきりしていて、下品なところもないので子供にも勧められる作品です。
これを読んでユーモアのセンスを磨きましょう。
あさりと姉のタタミ、お母さんの掛け合いがポイントです。
女の子だけでなく男の子も是非読んでみてください。
なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル
立ち止まってみる、ゆーっくりしてみる。
1986年~『モーニング』で連載されていた、バブル真っ只中の時代にありながら、ビンボー生活の楽しみ方を描いた穏やかな作風で大好評を得た作品。ビンボーな主人公と周囲の人々とのあたたかい交流や、移り変わる季節、工夫をこらした料理など、ビンボー生活だからわかる小さな楽しみにあふれた漫画。
今回はベストセレクションに加え、その後のコースケを描いた描き下ろし6編と、作者インタビュー、作中に登場する店や食べ物を紹介する企画ページなど、新しいページも大増量。
これは小さい子には読んでもよくわからないかもしれませんが、社会人になって一人暮らしをした時のイメージというか、大人の世界を少しのぞくことができます。
お金がなくても豊かに暮らす主人公に子どもはなにか感じてくれるかもしれません。
終始のんびりとした空気が流れる作品です。
一人暮らしとはこういうものだと子供もイメージできるかもしれません。
中学生になったら読んでみてみることをオススメします。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1 DRAGON QUEST―ダイの大冒険― (ジャンプコミックスDIGITAL)
モンスターが平和に暮らすデルムリン島。その島で唯一の人間・ダイは、魔法が苦手だが勇者に憧れている少年。
ある日、島を訪れた“勇者育成の家庭教師”アバンに才能を認められ、ダイは勇者になる特訓を開始! だが、そこへ復活した魔王が出現し!?
ドラゴンクエストをモチーフにした作品です。
オリジナルのキャラクターや技も出てきてドラゴンクエストをしたことがない人でも楽しめる作品です。
主人公たちの友情に心打たれます。
ダイたちの友情に心打たれます。
ドラゴンクエスト好き以外も是非読んでください。
ブッダ
いまから三千五百年ほども昔、インダス川のほとりにアリアン人と呼ばれる種族が、遠く北方の地から移り住み、しだいにその版図を広げていった……。
壮大なテーマに挑戦して、巨匠が描く釈尊の生涯!! ブッダ第1巻!
ブッダ生誕から死までを描いた作品です。
手塚治虫の死生観も感じることができ、生きることの意味、大切さを実感できると思います。
歴史の勉強になるだけでなく普遍的な作品としての魅力も詰まっています。
歴史と哲学的な魅力の詰まった作品です。
読み終えるころには子どももきっと胸をうたれ、価値観が変わるかもしれません。
SLAM DUNK 新装再編版 1 (愛蔵版コミックス)
中学時代、50人の女の子にフラれた桜木花道。
そんな男が、進学した湘北高校で赤木晴子に一目惚れ! 「バスケットは…お好きですか?」。この一言が、ワルで名高い花道の高校生活を変えることに!!
スポーツマンガの金字塔とも言っていい作品です。
ただの不良の桜木花道がバスケットボールを通して成長をしていく物語で、数巻読み進めるうちにバスケットボールに興味を持つはずです。
バスケットボールだけでなく、この作品をきっかけにスポーツの魅力に気づいてくれると思います。
バスケットボールというスポーツの魅力詰まった作品です。
スポーツマンガという枠組みにとらわれない名作です。
キングダム
時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。
苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!
主人公である信は下僕として生まれ、その地位から抜け出すために戦で武功をあげ大将軍になるという夢を持ちます。
そこから中華統一を目指す王 、政(のちの始皇帝) と出会いたくさんの武将とともに成長していくストーリーです。
物語は非常にテンポがよく、なにより面白いので、中国史に詳しくない人でも大丈夫です。
子どもも漫画を読みながら中国の歴史について学べるでしょう。
テンポがよく物語は進むので一度呼び始めると止まらなくなります。
主人公以外のキャラクターも魅力的で、中国史の勉強にもなります。
まとめ
マンガは日本が世界に誇る文化です。
海外のアニメやコミックを否定する気はありませんが偉人たちが作り上げてきた日本のマンガを子どもたちにもしっかり体験させることは決して悪いことではないはずです。
作品を通して文化や考え方を知ったり、知識を得ることもできます。
また、マンガに限らず素晴らしい作品に触れさせることで子どもの心は豊かになります。
今回の作品だけでなくお父さん、お母さんが今までに触れてきた作品があれば是非子どもにも紹介して一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。